由来
宇迦之御魂命 (うかのみたまのみこと)
別名【お稲荷さん】と呼ばれる『うかのみたまのみこと』は代表的な食物神です。
稲の精霊を神格化した神といわれ、五穀・食物をつかさどります。
稲は食物の中心であることから、【倉稲魂(うかのみたま)】と表記されることもあります。
武蔵国風土記に『漁士白魚を初めて得したときは、まず此の社に供ふる。個にかく云へり』と社名の起源が記されています。
多摩川の砂利砂採取が行われるようになった頃、この事業に従事する人たちの信仰を受け、社頭は大いに盛んでした。
その昔、この付近は萱葺き屋根が多く、漁師町特有の建て込んだ家並みから火事が起こらないよう祈願する人も多く、火伏の神様としても信仰があります。
その為か、この社は先の大戦の戦火を免れました。
御祭神
宇迦之御魂命
例祭日
2月初午・5月最終土日
所在地・交通
〒144-0044 羽田5-27-8
京急バス 弁天橋2分